FNAマッピングの事前審査、京都でも始めました!
現在の最新医学をもってしても、非閉塞性無精子症に対する治療は顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)にて精巣精子を採取する以外にはありません。
しかしながら、これまでは顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)を行うにあたり、精巣に精子が存在するのかしないのか、手術前に知ることはできませんでした。イチかバチか、手術をやってみるまでは分からなかったのです。
そこで、我々はアメリカ発の新技術、FNAマッピング法を導入しました。FNAマッピングを受けることにより
- 精巣内に精子が存在するのかどうか
- 顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)にて精巣精子が採取できるのかどうか
本格的に顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)を受ける前に知ることができるようになりました。
FNAマッピング法は開発者の意向により、その技術は一般には非公開とされており、有資格者制度となっています。当グループクリニックの「メンズファーティリティクリニック東京」では受けて頂くことができます。
すべての非閉塞性無精子症の患者さんが対象となるわけではなく、事前に検査があります。非対象となった方はこれまで通り、顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)をお勧めすることとなります。
これまでは事前検査も「メンズファーティリティクリニック東京」で行っておりましたが、西日本全域から多数の患者さんが訪れる状況となったことを鑑み、京都の「いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院」「いちおか泌尿器科クリニック京都駅前院」でも事前検査・お申込を受け付けることといたしました。
FNAマッピング法をお勧めする方は
- 顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)を受けるかどうか、躊躇している方
- できれば顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)は受けたくない方
- やるとしても、できるだけ少ないダメージで治療を受けたい方
- 実はあまり不妊治療に積極的ではないけれども、何かしら行動せねばならない状況の方
- 一度、顕微鏡下精巣精子採取術(microTESE)を受け、精子が採取できなかったけれども、もう一度調べたい方
ご予約はお電話でのみ承っております。
理事長の市岡をご指名の上、月曜日・火曜日・金曜日の午後の時間帯でお選び頂けます。
「FNAマッピング」は自費診療となり、費用は825,000円です。