- 赤ちゃんのできにくい原因が男性側にあるのか? ないのか?
- 原因が男性側にある場合は治療できるのか? できないのか?
- 治療できる場合はどうするのか? どういった選択肢があるのか? その選択肢は本当に現実的なのか?
- 治療できない場合はどうしたらいいのか? 他に選択肢はないのか?
赤ちゃんができにくい原因の究明、これだけ発展した現代医学の中でもいまだに難題の一つと言えます。今の医学の水準ではどうしても原因がわからない場合、治療方法がない場合も残念ながら存在します。
そういった状況の中でも、ブライダルチェックによる一つひとつの検査の結果を丁寧に確認していくことで、今できること、今するべきことを明確に説明できるようになります。
男性ブライダルチェック
結婚・妊娠前後の検査
男性ブライダルチェックは、ご結婚や妊活を考えられたときに、ご自身の健康状態を知るために行う検査です。当院では男性を対象として検査を行っております。
具体的には、
- ① 性感染症にかかっていないか
- ② 子供を作る能力(妊孕性)があるか
を調べます。
①については、尿検査や血液検査を行います。
性感染症のなかには無症状で経過するものもあり、相手の方にうつしてしまったり、不妊の原因となったり、お子さんに先天的な影響を与えてしまうものもありますので、病気がみつかったときにはしっかりと治療をしておくことが望ましいです。
②については、身体検査、血液検査、精液検査、超音波検査などを行います。
精液検査では精子の数や運動率、奇形率などを評価します。
お一人目だけではなく、二人目、三人目など将来にわたっての妊孕性についても説明いたします。
なお当院では精液検査を初診時には行っておりません。
少なくとも2回は受診が必要になりますのでご了承ください。
検査内容については、当院がお勧めするセットを準備しておりますが、必ずしもすべての検査を受けなければならないわけではありません。受診時にご相談ください。
また、問題がないことを確認したい、大丈夫だといってもらいたい、そういうお気持ちでお越しになる方が多いとは思いますが、検査結果が必ずしも良好とは限りません。万一、良くない結果が出てしまったときにはどうするか、前もってお相手の方ともご相談のうえ来院いただくことをお勧めしています。
現時点での安心と、将来への備えのため、男性ブライダルチェックをぜひご検討ください。