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診療案内

性感染症(STD)・尿路感染症(膀胱炎等)

痛みや違和感にすぐ対応。
プライバシーに配慮して「当日中に」診断します。

「おしっこをするときに痛む」「膿が出た」「痒みがある」……。性感染症や尿路感染症は、放置すると重症化したり、パートナーに感染させてしまったりするリスクがあります。
当グループでは、デリケートなお悩みに対しても、プライバシーを徹底的に守りながら迅速に検査・診断を行う体制を整えています。多くの検査をその日のうちに実施し、すぐに治療を開始することで、一日も早い不安の解消を目指します。

このような症状はありませんか?

早めの検査が、安心への近道です

症状のタイプ 具体的なお悩みの例
男性の悩み 尿道から膿が出る。おしっこの時に激痛がある。尿道口が赤く腫れたり、痒みがある。
女性の悩み 何度もトイレに行きたくなる。排尿後にツンとした痛みがある。残尿感や下腹部の違和感がある。
共通の悩み 性交渉のあと、数日から数週間で違和感が出てきた。パートナーが感染したため、自分も検査したい。
自覚症状がない場合 症状はないが、不安な行為があった。結婚や妊活を前に、感染していないか確認しておきたい。

当院の診断・治療アプローチ

その日のうちに答えを出し、治療を始める

スピーディーな迅速検査

尿道炎や膀胱炎など、多くの感染症において即日で結果がわかる迅速検査を導入しています。原因を特定したうえで、その場でお薬(抗生剤など)を処方することが可能です。

パートナーとの同時治療

性感染症(STD)の場合、ご本人の治療だけでは「ピンポン感染」を繰り返す恐れがあります。当グループでは、パートナーの方と一緒に検査・治療を受けていただける環境を整えています。

主な尿路感染症

女性の尿路感染症(急性膀胱炎・腎盂腎炎)

尿路は本来「無菌」ですが、体外から細菌が侵入することで炎症を引き起こします。女性の尿道は約5cmと短いため、細菌(大腸菌など)が膀胱に入りやすいのが原因で、急性膀胱炎は女性に非常に多く見られます。

排尿時の痛み、頻尿、残尿感、血尿などの症状が現れますが、途中で薬をやめず、適切な抗生剤でしっかり治しきることが再発防止に極めて重要です。膀胱炎を放置すると、細菌が腎臓まで逆行して腎盂(じんう)腎炎(重症化に注意)を起こすことがあり、腰痛を伴う39度前後の高熱を出すことがあります。入院が必要になるケースもあるため、膀胱炎のサインがあれば早めにご相談ください。

男性の尿路感染症(尿道炎・前立腺炎・精巣上体炎)

男性は尿道が長いため、まずは尿道の入り口に近い部分で炎症が起こる「尿道炎」が多く見られます。尿道の違和感、排尿時の痛み、膿(うみ)が出るなどの症状が特徴で、原因はクラミジアや淋菌などの性感染症のほか、一般細菌の場合もあります。

これを放置すると、細菌がさらに奥へ逆行して(特に高齢者に多い)前立腺や精巣上体(副睾丸)に炎症が広がり、急性前立腺炎や急性精巣上体炎となって強い痛みとともに高度な発熱(高熱)を引き起こすため注意が必要です。

慢性前立腺炎について

10代〜20代の若い世代から中高年まで幅広く見られ、主に前立腺の血流障害が原因と推測されている疾患です。長時間のデスクワークや自転車の乗車、タバコ・アルコール・辛いもの・カフェインの摂取、冷え、ストレスなどが引き金となります。排尿痛や頻尿、尿道のムズムズ感、睾丸や鼠径部の痛みなどが主な症状です。

治療にあたっては、日常生活の悪化要因を避けながら、お薬の処方や前立腺マッサージなどを行います。落ち着くまで1か月ほどかかり再発もしやすい病気ですが、焦らずうまく付き合いながら、一緒に症状をコントロールしていきましょう。

主な性感染症

クラミジア尿道炎

クラミジア感染症は、最も頻度の高い性感染症ですが、男女ともに症状が軽く、知らないうちにかかっていることも少なくありません。実際、当院の調査でも無症状の男性の1%以上から検出されています。潜伏期間は2〜4週間と比較的長く、放置すると男性の精巣上体や女性の卵管など、精子や卵子の通り道に好んで感染するため、無精子症をはじめとする不妊症の原因にもなります。

治療は内服薬で行いますが、1回目の治療で完治しない割合が10〜20%存在します。「症状が消えたから大丈夫」と治療を自己中断すると、大切なパートナーへ感染させてしまうため、お薬を飲み終えてから少なくとも2週間以上あけて再検査を行い、完全に治りきったことを確認するまでが極めて重要です。

淋菌性尿道炎(淋病)

性風俗店などでよく流行っています。感染から数日で症状が現れます(潜伏期間が短いです)。痛みや膿など、自覚症状が強く出ることが多いので、すぐに来院される方がほとんどですが、まれにしばらく放置しているような方もいらっしゃり、かなり重症になります。早めの受診をお勧めします。

化膿する力は強いのですが、性行為以外ではうつらないとされています。近年では抗生剤に対する耐性が強くなっており、内服薬で治療をすることはできなくなりました。注射薬で治療をしますが、この有効性は高いです。淋菌もクラミジア同様に、治ったことまで確認するのが大切です。

女性の性行為感染症

女性の性行為感染症は、下腹部痛、帯下(おりもの)の増加や色調の変化、排尿痛などの症状だけでなく、不妊や子宮外妊娠の原因にもなりますし、腹膜炎(Pelvic Inflammatory Disease)や肝臓周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群)など腹部全体に影響を及ぼすこともあります。

女性の方はご自身の体をしっかり守るために、男性の方は大切なパートナーの体を守るために、性行為感染症を軽視せず、ちゃんとした診断と治療を行うようにしましょう。

咽頭の性行為感染症

クラミジアと淋菌は、咽頭(のど)にも感染します。陰部と両方にいる場合や、咽頭だけにいる場合もあります。咽頭の感染では症状が出ないことも多く、そのため感染拡大の大きな原因となっています。当院では陰部のみならず、咽頭感染の検査や治療も可能ですので、気になる方はご相談ください。

尖圭(せんけい)コンジローマ

陰部にイボができる疾患です。トゲトゲした形やカリフラワー状、ホクロに似たものなど形態は色々ですが、痛みやかゆみはありません。入浴時などに偶然気づくことが多く、うつりやすく増えやすいやっかいな特徴を持っています。

原因はウイルス感染で、性行為によってうつるためパートナーのチェックも必要です。治療としては、効果が不確実な塗り薬よりも、当院では再発を極力抑えるために電気メスを用いた日帰りでの切除を行っています。非常に再発しやすいため、治療後も3ヶ月程度は経過を見ることが大切です。

梅毒(ばいどく)

近年、再び流行が拡大している注意すべき性感染症です。初期症状として陰部などに痛みのないしこりや潰瘍が現れますが、治療をしなくても自然に消えてしまうため、治ったと勘違いして放置してしまう危険性があります。

放置すると全身に病変が広がるため、早期発見が欠かせません。診断は血液検査で行い、治療には抗生剤の飲み薬を用います。完治させるためには数ヶ月におよぶ長期間の服用が必要になるため、油断せず治療を継続することが大切です。

肝炎ウイルス感染症

B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスによる感染症です。一般的な男女の性交渉によって感染する可能性があります。肝臓に慢性的な炎症を引き起こす病気ですが、自覚症状がないのが通例です。したがって、検査をしてみなければ感染しているかどうかは分かりません。お心当たりのある方は検査を受けられることをお勧めします。

HIV感染症(エイズ)

ヒト免疫不全ウイルスによる感染症です。一般的な男女の性交渉によって感染する可能性があります。風邪のような症状の急性期を過ぎると自覚症状がなくなりますので、検査をしてみなければ感染しているかどうかは分かりません。お心当たりのある方は検査を受けられることをお勧めします。特に、近年では東南アジアの性風俗店を気軽に利用する男性が多い印象ですが、検査を強くお勧めしたいと思います。