パイプカット手術に関する注意事項
術後しばらくは「必ず」避妊をお願いします

精子は睾丸(精巣)で作られ、精管を通って精嚢という組織に運ばれ蓄えられます。射精のときには精嚢や前立腺から分泌される液体(精液)とともに体外へ排出されます。 パイプカットは名前の通り精管を切るだけの手術ですので、手術してすぐに精液の中の精子がなくなるわけではありません。

精液検査を行い、精液中に精子が確認されなくなるまでは、必ず避妊が必要です。
精液検査のときには画面で精子がいないことを患者さんにも見ていただくようにしています。担当医から許可が出るまでは、性行為の際には必ず避妊をしてください。(貯蔵されていた精子がなくなるよう、射精行為自体はしていただいてかまいません)

「二度とつながらない」覚悟で選択してください

パイプカット手術をしたあとに、稀ですが、自然に精管が再開通することが報告されています。当院ではその可能性が少しでも下がるように、手術の際に様々な工夫をしています。 そのため「もう一度つなげてほしい」というご希望にはおこたえできません。

手術の前に十分に考えて、パートナーとも相談していただき、「二度と精管はつながらない」という覚悟を決めて手術を選択してください。 (※手術後にどうしても子供が欲しくなった場合は、精巣から直接精子を取り出す手術を行うことはできますが、そのときに精巣内に精子が存在している場合に限ります)